フローラで夢を見つけて実現させた『カフェ開業』OB

【独立して活躍】フローラで6年半働き、夢を掴んだカフェ開業!小笠原で独立することのメリットとは?

 

INTERVIEW Vol.3

フローラで夢を見つけて実現させた『カフェ開業』OB

– 『曼荼羅COFEE』店主 萩原卓さん 東京都出身

フローラで活躍してくれたスグルくん

彼は2014年に当時20歳という若さで来島し、環境保全事業では統括を担当してくださったり、農園事業、郵便乗務、母島業務など多岐にわたり活躍してくれていました。

そんな中、コーヒーの魅力に気づき、世界各地のコーヒーを取り寄せ焙煎を繰り返すほど熱中していました。

フローラ在籍中に現在の『曼荼羅COFFEE』を掲げ、イベントへの出店やオーダー焙煎を請け負い、徐々に認知を広げ、島での人気を確立していきました。

フローラで6年半業務に携わってくれて信頼のおけるスグルくんの『自分のカフェを作りたい』という夢に協力するかたちでフローラの敷地内にカフェを増設し、2020年9月に念願の『曼荼羅COFFEE』の店舗をオープン。

Q.6年半フローラに在籍して印象は?

スグルくん

自分が入ったときは20歳でしたけど、すぐにやる気を評価してくれて

環境保全業務のチームの班長を任せてくれたのは嬉しかったですね。

先輩たちもすごく応援してくれたのでとてもスムーズに仕事に馴染むことができました。

それから色んな業務を経験させてくれたことが今の自分の財産になっています。

若くてお金がなかった時期に『働きたいです!!』とお願いすれば仕事を作ってくれたり

『休暇をください!!』とお願いすれば1ヶ月弱お休みをもらえたのも感謝しています!

本島の会社ではない、すごくいいとこかもしれないですね!

すごくアットホームな会社でやる気があれば、たくさんの経験を積ませてくれるところがフローラのいいところの一つだと思います!

あと、島では内地(本島)では当たり前のサービスがなかったり、手に入らないものが

あるんですけど、フローラのメイン事業とは言えないにしても細かい仕事を

請け負うことが多々あって、そんな地域密着型な仕事の請負い方は

今、曼荼羅COFFEEを営業していて、とても大事な部分を教わったなと感じますね。

営業スタイルの根底にある気がします。

Q.島生活10年目、彼が感じる小笠原とは

スグルくん

この島は、排他的じゃないところがとても好きですね!

例えば、島に来て数年でコーヒー屋さんとしていくつかのイベントに参加させてもらったのですが、批判的な声なんて一件もなかったですし、島のみなさんがとても温かく、

応援して下さって、とても感謝しています。

これは僕だけではなく島に移住してきてすぐイベントを開催している方が結構いて、

島民の方々は受け入れて楽しんでいる印象あります。

それと、大自然で楽しむ事もそうですし、歴史を掘り起こしてもそうですし、

叩けば叩くだけ響いてくれるこの島は魅力が詰まっている事を実感しますね。

10年目ですがまだまだ日々ワクワクしています。最近は魚突きにどハマりしていて水深20mでの海の世界での魚との駆け引きは別格の楽しみです!

趣味が仕事になったり、仕事と趣味を両立ができる島生活が気に入ってますね!

楽しもうと思って一歩踏み出したらどんどん広がるそんな島だと思います。